先日、ソリューションについて投稿しました。
今日は「クリエーション」について書きます。
クリエーションとは「創造する」という意味です。何か悪いものをよくする、問題を解決するという「ソリューション」の概念とはそもそも存在する土台が異なります。
クリエーションとは、平たく言えば0から1を作り出す行為です。そしてそのペースは「何もない」というところからスタートします。
良い/悪い、正しい/誤り、常識/非常識、、などの世の中にあるすべての既成概念を手放して、何もないところから創作する行為のことを、ここでの「創作(クリエーション)」と定義します。
別の言葉で言えば「過去の延長から外れる」ということです。
例えば、良い悪い、という考えはどこからくるかというと、過去の記憶や体験からきます(赤ちゃんのころは良いも悪いも存在しなかったでしょう?)。赤ちゃんは全ての行動を「創作」していたわけです。
創作を行うためには、「何もなし」から始める必要があります。そのためには今「手に持っているもの」を手放す必要があります。それは過去の体験や信じ込み、価値観などです。そして、手に持っているものを手放すためには「今、自分が何を手にしているか」を自分で気づく必要があるのです。
それに気づくためにはどうすればよいか?その答えは「人と関わる」しかありません。
自分で自分のことは分からないように人はデザインされています。自分で自分のことを完全には言及できないのです(自分で自分のことを完全に言及できるとすれば、その自分はだれなのか?という問いが生まれます)。
そして、そのために私はセッション・サービスを提供しています。あなたの中にある、未だ見ぬあなた、という可能性をはじけさせるために、一回一回のセッションに取り組んでいます。
これを読んでいただいた方、ぜひ「今の自分」を手放して「何もなし」から新しい自分を創作してみてください。
その一歩として、自分がどんな意味を世界に与えていたか、自分がどのように世界を見ているかを言葉にする、から始めたら良いでしょう。