本を読めば読むほど、学べば学ぶほど遠ざかる「自己変容」

これは私が最近気づいたことですが「いかに私が相手の発言・言葉を受け止めていないのか」に気づきました。

私は相手のことを「受けとめる」のではなく「理解する・分かろうとする」をやっていたのです。

「受けとめる」と「理解する・分かろうとする」では、相手の中に全く別の種類の体験を引き起こします。

受けとめる:ができた場合、相手はまさに「受け取られた」「受容された」という感覚を得るのです。

それに対して「理解する」を行った場合、相手の中には「分解される/切り刻まれる/相手独自の解釈によって支配される」という感覚が生まれます。

本を読んで、勉強をして、いろいろな知識や思考をいれて、、、、 それはとても切れるハサミを手に入れようとしているようなものです。物事を分解してあらゆる側面から眺めて「知る」ためには有効かもしれません。

ただしそれによる代償として相手には「一緒にいない。受けとめてもらえていない」体験が生まれるのです。

相手のことを「理解する」必要は本当はないのかもしれません。ただ相手の言葉や存在と一緒にればよいのです。

そして本当に相手と一緒にいれるとき、「わたし」と「あなた」との境界はなくなり、トランスフォーム(変容)が起こるのです。

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この記事を書いた人

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心理カウンセラー 三好 正之

三好 正之 (ミヨシ マサユキ)
1984年生まれ。 佐賀県佐賀市出身。
長崎県長崎市で学生時代6年を過ごす。現在は神奈川県横浜市在住。

・ 一般社団法人日本図解協会 図会議マスター
・ 一部上場企業 車載機器メーカ 設計/開発部門のマネージャ職

[楽しむあそび場のデザイナー]
"すべてがありのままであってよい という場をデザインし
すべてを楽しめる世界に誘う。真剣に本気で遊ぶ。”
というコンセプトを元に、心理カウンセリング/コミュニティ運営を行っている。

[所有資格]
・エンベデッドシステムスペシャリスト
・ソフトウェア開発技術者
・FP2級
・心理カウンセラーとして2020年から活動中
月15名に限定しセッションを実施している(クライアントは中小企業の社長様など)。