「言葉」と聞くとなにを思い浮かべるでしょうか?
電話で話すときの声? それとも手紙を書くときの文字? それとも頭の中でぐるぐる回っている独り言?
いろいろなことが思い浮かぶでしょう。
そしてその中でも体の奥からでてくる「ことば」というものをあたなは日常の中で感じられているでしょうか?
ただなんとなく発せられる平坦で薄いことばではなく、もっとそのものの生命力・エネルギーを感じさせるようなことばを。その「音情報」には何の意味もない(聞き取れない・言葉になっていない)、それでも何かが直感的に伝わる。体で感じられるようなその「ことば」を。
結局相手になにが伝わるのかといえば、表面上の言葉というよりも、むしろその人が「どの様な在り方で」そのことばを発しているのか、どうしてそのことばをはっせざるを得なかったのか、その「在り方」ことが相手に響くのです。
普段の生活の中で自分が「頭で(首より上で)言葉を発しているのか」「胸からコトバを発しているのか」「腹からことばを発しているのか」「全身からことばを発しているのか」、、 感じ取ってみてください。